記事の内容(要点抜粋)
静岡県牧之原市で通園バスに置き去りにされた園児が死亡した事件で、10月14日、県は園を運営する学校法人に改善勧告を出した。保育所を対象とした改善勧告は県内では初。
県と牧之原市が実施した特別監査の結果、5つの法令違反を確認。
・送迎バスの運行体制
・登園管理体制など
バスの降車確認や登園管理のルールが徹底されておらず、あやふやに運用されていたことが女児の死亡事故につながったと判断。改善が図られない場合や期限までに報告がない場合は、改善命令や事業停止命令が出されることになる。
一方、年に1回監査を行っているにも関わらず、園の実態に気づけなかったことについて、県は「今後の監査の在り方を見直したい」としている。
参照元:静岡放送(Yahoo!ニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/241475ef4218bd7769c272ebd6c8b202f08b470e
記事にひと言
「あやふやに運用」がキーワードかと。この先もヒューマンエラーは起こるとして「降車確認 → 欠席確認」のダブルチェックになっていれば、大きな事故になる前に気づくことができたはず(「今日、〇〇ちゃんいないね。もしかして …」)。
思えば、長男が通っていた幼稚園は出席確認が11時過ぎ(登園後はずっと園庭遊びの時間)。もし、園舎裏に停めたバス車内に置き去りになれば、2時間は気づいてもらえない時間割でした。
義務化される安全装置ばかりが注目されていますが、同じくらい「出席確認」が大事だと感じます。昨今は感染症予防のための欠席や濃厚接触者の待機期間など、出席管理・保護者確認も大変だと思います。このあたり、どのようなタイムスケジュールの園であっても出席漏れがなくなるようなデジタルツールがあると便利だなと感じました。