記事の内容(要点抜粋)
義務化の経緯
・静岡県で3歳女児が通園バスの車内に取り残され死亡。
・政府は、安全装置の設置を義務づける方向で調整。
・政府は、安全装置の設置を義務づける方向で調整。
導入時期
・2023年4月から義務化実施
対象となる施設
・全国の保育所、幼稚園、認定こども園など
対象となる送迎バスの台数
・約44,000台
罰則等の取り扱い
・違反施設は業務停止命令の対象となることも
・命令に従わない場合は罰則も検討
・命令に従わない場合は罰則も検討
対象にならない施設
・小中学校
・放課後児童クラブ
・放課後児童クラブ
※ 施設が装置の設置を希望する場合には、費用を補助する方向で調整。
その他の施策
・安全管理マニュアルを新たに作成。
・都道府県を通じて配布する方針。
・都道府県を通じて配布する方針。
参照元:NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221011/k10013855521000.html
記事にひと言
現時点で安全装置の中身は不明。ブザー式なのか、人感センサーなのか。SNSの投稿を見ていると、ブザー式は運用次第でミスが起こりうるとの指摘も。エンジンが停止した後、添乗員がボタンを押してから降車作業開始するなど(安全装置が無意味に)。一方、人感センサーの導入はコストが割高で、不具合が発生した場合の保証や修理、通信費などの維持費を心配する声もあります。
今回、全国44,000台の送迎バスが対象。2023年4月実施。専門の取付工事も必要になり、バスを使わない休園日に持ち込み…となると、かなりの混乱が予想されます。