【福岡】バス置き去り死亡事故 当時の保育園長に禁錮2年求刑

元記事の内容(要点抜粋)

2021年7月、福岡県中間市の保育園で5歳男児が送迎バスに取り残されて死亡した事件の裁判。13日の論告求刑で、検察側は当時園長だった女性に禁錮2年、同園の保育士に禁錮1年6月を求刑した(罪状:業務上過失致死)。

当時の状況

・バスは園児7人を乗せて運行
・「泣いている園児をあやすのに気をとられた」
・降車確認を怠り、車内に園児を約9時間放置
・職員1人によるバスの送迎が常態化
・安全管理マニュアルも守られていなかった

参照元:
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/177631

記事にひと言

検察の求刑が2年なので、間違いなく執行猶予に。事故の原因は「泣いている園児をあやすのに気をとられた」。これと同様の事態は容易に起こります。

・「先生、トイレ!」
・「バスに忘れ物した」
・「幼稚園行きたくない」
・定刻通りのバス運行
・担任への伝達事項
・園の行事や準備
etc…

朝の降車作業は、1つの園だけでも年間数百~千件近くになる計算です(例:2便×2つの時間帯×保育日数200日)。思い描くような理想的な降車作業だけではなく、娘が通う幼稚園でも「いやっ!」「こっち来ないで!」と床に転がってダダをこねている園児の姿をよく見かけます。

万一降車確認や欠席確認が抜けるようなことがあっても、子どもの安心安全を守れるような仕組みの導入を願うばかりです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です